野宿生活をするまでになった時に助かった一つがキャッシングだ

新潟県在住 O.Sさん(30歳)
今は普通に仕事しているんですけど、それまでに結構失敗したことがあったんですよね。不思議なことに僕が務める会社がどんどん潰れていったんです。まるで僕が貧乏神のように思えてきたことがありました。
今までに2回会社が倒産したんです。1回目はアルバイトで働いていたんですけど、全然倒産する気配なんてなかったんです。でも当日会社に行ったらみんながざわざわしていて「どうしたんだろう?」と思って聞いてみたら、なんと社長一家が夜逃げしたというんです。それで倒産して無職になってしまいました。
その後なんとかキャッシングを使いながらも新しい会社を見つけて契約社員で働いていたんですけど、部長の人に嫌われてしまって、クビになってしまいました。好き嫌いでクビにされるとは思いませんでしたけど、また無職になったんです。
そこから1年ほど全く生活ができず、野宿までしました。家賃が払えなかったこともあったので、転々と日雇いの仕事をしながら野宿だとかサウナだとかに泊まっていたのです。その時にキャッシングだけは裏切らなかったように思います。ちゃんと生活費を貸してくれましたから。
一番役立たなかったのは国とか自治体ですね。少なくとも僕が野宿しているのに全く何もしてくれなかった事自体、全然信用置けません。あんな目立つ所で野宿しているのに、なんで声をかけて生活保護を受給するように促したりしないのか、今でもよくわかりません。
なんとかキャッシングや日雇いで食いつないだおかげで、今の住み込みの仕事が出来るようになったんです。ホント国の制度っていうのは役に立たないなと思いました。でも野宿生活をすることができて、得たものもあるんです。その時に仲良くなった野宿仲間のおじさんたちとキャッシングでした。
この2つだけは僕を裏切ることはないだろう、そう思っています。

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